iDecoは上級者が行う投資ではありません。初心者こそiDeCoをやることが重要です!
この記事を書いている私は投資歴は8年で2年前からLINE証券を利用しています。複数の証券口座を開設しておりiDeCoも行っています。
この記事では、LINE証券のiDeCoについて他の証券会社とも比較しておすすめなのかを紹介します。
この記事を読めば、LINE証券のiDeCoについて全て分かります。
LINE証券のiDeCoは手数料が業界最安水準なのでおすすめです。大手証券会社(楽天証券やSBI証券)の口座をお持ちの方は手数料は同じなのので、あえてLINE証券でiDeCoをやる必要はありません。
目次
iDeCoとは

iDeCoとは個人型確定拠出年金「individual-type Defined Contribution pension plan」の略称で、自分で老後の資金(年金)を作ることができる制度です。
毎月、積立投資を行うことで60歳以降になると一時金または年金で受け取ることが可能です。積立は月額5,000円から始めることができます。
2021年1月時点で185万人がiDeCoに加入しています。
- iDeCoのメリットは複数の節税効果
- ・積み立てたお金は所得控除の対象になるので所得税・住民税が節税
・通常の投資では発生する運用益の20%も非課税
・受け取り時も所得控除(退職所得控除・公的年金等控除)
実際にいくら節税になるのかは掛け金や年収によって異なりますので、こちら(iDeCo公式サイト)のシミュレーションで確認することができます。
iDeCoは20歳未満は加入資格はありません。詳しい加入資格はこちら(iDeCo公式サイト)をご確認ください。
LINE証券のiDeCo

LINE証券のiDeCoは2021年5月10日よりサービスがスタートしました。
LINE証券はLINEの子会社「LINE Financial」と証券会社最大手「野村ホールディングス」が共同設立した証券会社です。
LINE証券のiDeCoはLINE証券が受付を行い、野村証券が運営するiDeCoに加入することになります。
LINE証券のiDeCoはおすすめか?

LINE証券のiDeCoはおすすめです。なぜならLINE証券のiDeCoは手数料が業界最安水準だからです。
iDeCoでは以下の手数料が必要です。
- 加入時 国民年金基金連合会に2,829円(1回のみ)
- 加入中 毎月国民年金基金連合会に105円、信託銀行に66円(毎月)
LINE証券の加入時の手数料

LINE証券の口座管理手数料

これらの手数料は大手証券会社(楽天証券やSBI証券)と全く同じです。LINE証券のiDeCoは手数料が安いことが魅力です。
銀行や保険会社でiDeCoを行うと別途「運営管理手数料」で毎月400円程度かかる金融機関もあるので注意してください。
どの金融機関でもiDeCoで商品を購入したらファンドに運用手数料(0.1%〜2%程度)を支払う必要があります。
商品はファンドから投資信託を購入して運用してもらいます。
投資信託について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。
口座管理手数料は毎月一律ですが、運用手数料は資産に応じて変わるので手数料が安いことが重要です。
LINE証券のiDeCoは運用手数料の安い「野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)」を選択すれば運用手数料は0.154%で済みます。
楽天証券だと、同様の商品「楽天全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド((全世界株式))」の運用手数料は0.212%です。
全く同じ商品ではありませんが、全世界に投資する株式ではLINE証券の方が楽天証券より運用手数料が安いです。
デメリット
LINE証券のiDeCoのデメリットは「取扱商品が少ない」「使用者が少ない」ことの2つです。
取扱商品数が少ない
LINE証券のiDeCoは取扱商品が24種類なのに対して大手証券会社の楽天証券は32種類、SBI証券は87種類あります。
多ければ良い訳ではありませんが、その分選択肢が広がります。
使用者が少ない
LINE証券のiDeCoは2021年5月よりスタートしたばかりですので、利用している人が少ない印象です。
LINE証券のiDeCoは運用を野村証券が行なっているので、野村証券ならiDeCoを利用している人は多いです。万が一、LINE証券が野村証券が破綻してしまっても運用している資産は全額保護されるので安心できます。
LINE証券のiDeCo商品一覧
LINE証券で扱っているはidecoは全部で24種類あります。
種類は少ないですが、低コストで先進国の主要銘柄の株式に投資できる商品があるので問題ありません。
- 野村国内株式インデックスファンド・TOPIX(確定拠出年金向け)
- ひふみ年金
- フィデリティ・ジャパン・オープン(確定拠出年金向け)
- 野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)
- 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
- 東京海上セレクション・外国株式
- 大和住銀DC海外株式アクティブファンド
- 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)
- 野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)
- 野村国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合(確定拠出年金向け)
- 野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
- 野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
- ゴールドマン・サックス・世界債券オープンA限定為替ヘッジ(確定拠出年金向け)
- ゴールドマン・サックス・世界債券オープンB為替ヘッジなし(確定拠出年金向け)
- マイバランス30(確定拠出年金向け)
- マイバランス50(確定拠出年金向け)
- マイバランス70(確定拠出年金向け)
- 野村DC運用戦略ファンド
- マイターゲット2030(確定拠出年金向け)
- マイターゲット2040(確定拠出年金向け)
- マイターゲット2050(確定拠出年金向け)
- マイターゲット2060(確定拠出年金向け)
- ノムラ・グローバル・セレクト・トラストU.S.ドル・マネー・マケット・ファンド
- 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(1年)
LINE証券のiDeCoでおすすめの商品
LINE証券のiDeCoでお勧めの商品は「野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)」です。
こちらを選択すれば運用手数料は0.154%と低いコストで先進国の主要銘柄の株式に投資できます。リターンも大きく狙えるのでiDeCoの節税効果を最大限に活用することができます。
iDeCoで商品を選ぶポイントは2つあります。
- 運用手数料が安いこと
- 100%株式であること
運用手数料は資産に応じて変わるので手数料は安くすることが重要です。iDeCoは運用益に対しても税金がかからないので、リターンが大きく狙える株式を選ぶ必要ことが重要です。
途中で商品を変えたくなった場合は変更することも可能です。
老後のお金問題を解決するためにiDecoをやろう!
老後のお金の問題は早いうちからコツコツとiDeCoで積立投資を行うことで解決できます。
iDeCoは国が推奨する制度で税制優遇があるので、やっている人とやらない人では大きな差が出ます。
LINE証券のiDeCoは大手証券会社(楽天証券とSBI証券)とも遜色ありません。証券口座がLINE証券しか持っていない方はLINE証券でiDeCoを始めてみましょう!
SBI証券や楽天証券を保有している方はあえてLINE証券でiDeCoをやる必要はありません。
LINE証券でiDeCoができるみたいだけど、どうかな?
そもそもiDeCoって何?
LINE証券でiDeCoを始めるのはおすすめか教えて欲しいです!