LINE証券とネオモバの具体的な違いがわからず、どちらの口座を開設しようか悩んでいる方も多いです。
この記事を書いている私は投資歴9年で、LINE証券とネオモバをどちらも2年間利用しています。
この記事では、LINE証券とネオモバの違い・共通点を徹底解説します。
この記事を読めば、LINE証券とネオモバがあなたにとってどちらが最適なのかわかります。
投資の経験が全くない方や投資を数百円からスタートしたい方はLINE証券、投資経験がある方や少額で分散投資を行いたい方はネオモバをおすすめします。
目次
LINE証券とネオモバ概要
LINE証券とネオモバの概要をそれぞれ解説します。
LINE証券概要
LINE証券はLINEの子会社「LINE Financial」と証券会社大手「野村ホールディングス」が共同設立した証券会社です。
2019年11月からサービスがスタートしています。
2021年11月には口座開設数が100万口座を達成しています。

LINE証券は20代投資家が選ぶ「スマホ利用で使いやすいネット証券」でNo.1に選ばれています。
LINE証券の評判と口コミ
ネオモバ概要
ネオモバは「SBIネオモバイル証券」の略称で証券会社大手「SBI証券」とTポイントの「CCCマーケティング」の合併会社です。
2019年4月からサービスがスタートしています。
2021年5月には口座開設数が60万口座を達成しています。

ネオモバは個人資産運用運用顧客満足度(スマホ専業証券部門)で第1位を獲得しています。
LINE証券とネオモバの共通点と違い
証券会社 | ![]() | ![]() |
売買単位 | 1株〜 | 1株〜 |
取引方法 | スマホ | スマホ |
指値注文 | 1株はNG | 1株はNG |
セールの有無 | なし | あり |
キャンペーン | なし | あり |
IPO | あり(1株〜) | あり(100株〜) |
手数料(1株の場合) | あり(毎月220円) | なし(1株) |
スプレッド(1株単位の場合) | なし | あり(0.2%〜) |
リアルタイム取引(1株の場合) | なし | あり |
出金手数料 | なし | なし |
ポイント利用 | あり | あり |
定期買付(1株の場合) | あり | なし |
積立NISA | なし | あり |
iDeCo | なし | あり |
ネオモバ公式サイト | LINE証券公式サイト |
共通点
1株から売買できる

どちらも1株から売買ができます。
通常は100株単位でないと売買ができませんが、1株から売買できるので少額から投資を行うことができます。1株100円の銘柄もあるので100円から投資を始めることができます。
スマホだけで取引が可能

どちらもスマホだけで株取引することが可能です。
口座開設もスマホだけで完結します。パソコンは必要ありません。
出金手数料が無料
どちらも銀行への出金手数料が無料です。
LINE証券の場合はLINE Payにも出金することが可能です。
指値注文ができない
どちらも100株単位(単元株)なら指値注文ができますが、100株未満(単元未満株)は指値注文ができません。
指値注文は購入や売却したい値段で注文を入れておけば、株価がその値段になると自動的に売買してくれる仕組みです。
違い
セールの有無

LINE証券はセールがありますが、ネオモバはセールがありません。
LINE証券では株価が7%オフになるセールや手数料(スプレッド)が0円になるセールがあります。
セールでは、購入して売るだけで利益が狙えます。
LINE証券のセールについて詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。
キャンペーンの有無
LINE証券はキャンペーンがありますが、ネオモバはキャンペーンはありません。
LINE証券では口座を開設して、クイズに正解したら3株分の購入代金(3,000円相当)がもらえるキャンペーンがあります。
LINE証券の3株分の購入代金がもらえるキャンペーンについて知りたい方は、以下の記事でまとめているのでご覧ください。
»LINE証券の口座開設キャンペーンとは?【クイズの問題と攻略法】
IPOの違い

IPOは、ネオモバは1株から申し込みができるのに対してLINE証券は100株からでないと申込みをすることができません。
IPOの申込み方法に関してもネオモバの方が圧倒的に簡単です。
- 公募価格が1株1,000円の場合
- ネオモバでは1,000円でIPOに申込みができますが、LINE証券では10万円(1,000円×100株)が必要になります。
ネオモバとLINE証券のIPOにについて知りたい方は、以下の記事でまとめてありますのでご覧ください。
»ネオモバのIPO「ひとかぶIPO」とは?買い方と当選確率を上げる方法を解説
定額の手数料

定額の手数料がLINE証券は発生しませんが、ネオモバでは発生します。
ネオモバでは毎月220円の定額手数料(サービス利用料)が発生します。このサービス利用料を支払うことで毎月50万円まで取引し放題になります。
ネオモバのサービス利用料の支払いにはクレジットカードかデビットカードが必要です。株の売買をしない月はサービス利用料の停止も可能です。
ネオモバの手数料について詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめてありますのでご覧ください。
スプレッドの有無

スプレッドはネオモバでは発生しませんが、LINE証券では発生します。LINE証券では単元未満株(100株未満)の場合のみスプレッドが発生します。プレッドは銘柄や時間によって異なりますが、日中で株価の+約0.2%かかります。
- 1,000円の株を1株買う場合
- 2円のスプレッドがかかるので合計1,002円必要になります。
リアルタイム取引
LINE証券では1株でもリアルタイムで取引ができますが、ネオモバではできません。
ネオモバは約定時間が1日3回と決まっているので「注文を出した時間」と「約定した時間」が異なるので売買時の株価がわかりません。
1株単位の場合はLINE証券なら値段を確認して取引ができるので安心できます。100株単位どちらもリアルタイムで売買が可能です。
使用できるポイントの違い

どちらもポイントが使用できますが、使用できるポイントが異なります。
ネオモバは株の購入にTポイントが使用でき、LINE証券は株の購入にLINEポイントが使用可能です。ポイントの使い道で困っている方はポイントで株を購入しましょう。
iDeCoに対応
LINE証券はiDeCoに対応していますが、ネオモバは対応していません。
iDeCoとは個人型確定拠出年金「individual-type Defined Contribution pension plan」の略称で、自分で老後の資金(年金)を作ることができる制度です。
iDeCoを行うことで節税にもなります。
LINE証券のiDeCoに詳しく知りたい方は、以下の記事でまとめていますのでご覧ください。
つみたてNISAに対応
LINE証券はつみたてNISAに対応していますが、ネオモバは対応していません。
つみたてNISAとは、投資期間が最長20年間の少額非課税投資制度です。
LINE証券では、毎月1,000円から投資が始められ年間40万円まで投資が可能です。最大のメリットは通常利益に対して発生する20.315%の税金が非課税(0円)になることです。
LINE証券のつみたてNISAについて詳しく知りたい方は、以下の記事でまとめていますのでご覧ください。
どっちがいい?あなたへのおすすめは?
投資経験がない方はLINE証券をおすすめします。
投資経験がある方や少額で分散投資を行いたい場合はネオモバをおすすめします。
迷って決めれない場合は、それぞれメリットがあるので両方の証券口座も作ってみるのもありです。
実際に私は「高配当株の分散投資」と「IPOに申し込む時」はネオモバで、「セールが開催される時」はLINE証券と使い分けています。
LINE証券、ネオモバのそれぞれの良さがあります。どちらも安心して使える証券会社です。
今なら3株分の購入代金もらえます
LINE証券とネオモバってどっちがいいのかな?
どっちも少額で投資ができるんだよね?
違いや特徴を教えて欲しいです!